第一滝本館に行かれたことはありますか?北海道登別市にある、別名“温泉天国”と呼ばれる、それは北海道内いや、日本国内でも5番以内には入る温泉地の一つです。北海道在住の私も今まで何度第一滝本館に行ったのか、覚えてもいませんが、第一滝本館では宿泊はもちろん日帰り入浴もできるので一度は絶対に行ってほしい温泉のひとつです。
第一滝本館とは
登別国定公園の名所地獄谷の正面に位置し、創業150年以上の歴史をもつとても古くからたくさんの方々に親しまれてきた温泉、これがまさに登別温泉、第一滝本館です。第一滝本館は多くのお客様から「温泉天国」と呼ばれるほど、とても大きな広々としたスペースに種類豊富な温泉がたくさんあります。またこの数々の大浴場は、第一滝本館の自慢でもあり多くのお客様に楽しんで頂きたいという思いがあるそうです。
そんな第一滝本館には日本の観光客だけでなく、世界各国からも多くのお客様が訪れています。海外のお客様からもとても人気の高い温泉ということですね。たしかに私が第一滝本館に行ったときも、フロントの人が英語や中国語を話していて、しっかり世界にも通用する知識を身につけているんだな~と感心したことがありました。
また温泉だけでなく、お食事のほうも和・洋・中にデザートと食べきれないほどの種類豊富のお料理の食べ放題もあるので、ゆっくり楽しいひとときを過ごすことができます。
誰もが知る登別の温泉 第一滝本館
こちらの登別温泉第一滝本館。道央自動車道、登別インターチェンジより約12分。JR室蘭本線、登別駅より路線バス又はタクシーで約15分程と、とてもアクセスしやすい場所に第一滝本館はあります。また第一滝本館には自慢の温泉だけでなく、エステルーム ラ・セレヴィス、プール、ご飲泉処、飲食施設、アミューズメント施設、宴会場、会議室、さらには宴会を盛り上げるアトラクションの数々と、たくさんの施設が備わっています。
登別温泉第一滝本館へ起こしの際には、ぜひ温泉周辺観光も楽しんでみてはいかがでしょうか。第一滝本館周辺には徒歩で行くことができる地獄谷や大湯沼、車で約15分もあれば行くことができる登別伊達時代村や登別マリンパークニクス、登別クマ牧場などと、この他にもたくさんの観光スポットがあります。
また秋には、第一滝本館で入浴を楽しんだあとに彩りあざやかな紅葉を眺めながらのドライブもおすすめです。第一滝本館周辺の紅葉の見頃は例年10月中旬~11月上旬頃までとなっているので、この機会にぜひ大切な人やご家族と第一滝本館へ訪れてみてはいかがでしょうか。
エステルーム le celebisu
こちら、第一滝本館にエステルームle celebisu(ラ・セレヴィス)があります。美肌磨きには努力を惜しまない、たくさんの女性の皆様。常日頃のお仕事や日常生活のストレスや疲れ
た心と体へのご褒美に、温泉でゆっくり湯巡りを堪能した後に、リフレッシュ&癒しの時を過ごしてみてはいかがでしょうか。アロマの香りで癒されながら、血液やリンパ液の流れをスムーズにし、体内の老廃物を排出しやすくするなど、自然治療力を高めて疲労やストレスを軽減・解消します。様々なコースがあるので、そのときの気分に合わせて癒されてみるのも良いものですよ。
第一滝本館の売店と中庭
こちらの第一滝本館の売店はというと、正面玄関から入り、フロントに向かって左に進んでいくと、とても大きな金の鬼の金棒が見えてきます。エレベーターに向かってそのまた奥へと進んで行くと、売店がありました。初めて行く方は少しわかりづらいかもしれませんね。そんな時は、フロントの優しいスタッフの方々に気軽に声をかけてみてください。笑顔で丁寧に教えてくれますよ。
第一滝本館限定!売店のオリジナル商品
地獄谷・辛味味噌ラーメンや鬼のまろ月などと、数多くの第一滝本館オリジナル商品があるのですが、今回はその中でも大変気人気を集めている「第一滝本館の水まんじゅう」を紹介させて頂きたいと思います。こちらの水まんじゅう、普段どこの温泉でも売られている温泉まんじゅうとはまた一風かわっていて、乾燥しているのではなくみずみずしいまんじゅうなんです。渓流を流れ落ちる水しぶき、静かに光る朝露をイメージして作られました。半透明の寒天のような皮の中には、丸い形をした餡子がはいっています。そこまで甘すぎるわけでもないので、餡子や甘いものが苦手なんだよ~といった方にも比較的食べやすいものとなっています。そのままでも美味しく頂けますが、冷蔵庫で冷やして頂くとより一層美味しくなり、暑い夏の日にはぜひオススメの一品です!
立派な中庭
売店を通りすぎてもう少し奥へと進んでいくと、豪邸のお宅にあるかの様な立派な中庭がありました。外に出ることもできたので出てみると、そこにはしっかり手入れのいきとどいた素晴らしい中庭が広がっていました。盆栽が大きくなったかの様な立派な松の木のまわりには、真っ白い小さな石がひきつめられていて、太陽の光を浴びるととてもキラキラ心落ち着く様子でした。緑豊かな芝生には大きなステージの様なものがありましたが、ここでは何か行われるのでしょうか?詳しくはわかりませんが。笑 また奥へと進んでいくと、大小様々なゴツゴツの岩の隙間から滝が流れ落ち、滝の下には大きな池がありありました。そんな池の中では、大きな鯉が優雅にのびのび泳いでいました。そんな鯉を眺めながら私も癒されてしまい、ついぼーっとしていたら、雨がポツラポツラ降ってきてしまったんです。しかし雨に濡らされた松の木やたくさんの草木も、また幻想的なんですよ。晴れの日には見られないまた一風変わった景観を楽しむことができて良かったです。ですがこればかりはお空の気分次第ですので、普段憂鬱な雨の日かもしれませんが、そんな時に起こしになってみてもいいのではないでしょうか。
第一滝本館オリジナル商品は「水まんじゅう」の他にも、ノンオイルでサラダはもちろんパスタにかけても抜群に美味しいドレッシング(梅・味噌)や、売店の前にある巨大な金の鬼の金棒をイメージして作られた、金色に輝いた高級感あふれる「金箔カステラ」など、この他にも雑貨などたくさんのものを販売しています。また、庭がお好きな方には中庭に面したフロント階上の東館客室もありますので、利用してみてはいかがでしょうか。東館客室はお食事会場にも近く季節の景観を存分に楽しめるということで、大変人気が高いみたいなので行かれる際はお早目に予約をとることをおすすめします。
第一滝本館のお食事は絶品
温泉宿の楽しみと言ったら温泉と、やっぱりお食事ですよね!ゆっくり食べたいという方にはお部屋食を、せっかく来たんだし色々味わいたいよという方にはバイキングを。
第一滝本館3階の「原始林」でバイキングは行っています。さらにちょっとリッチな気分でという方には会席料理を味っていただきたいですね。会席料理は第一滝本館5階の「湯の里」で行っています。
バイキング
北海道の豊かな自然の恵をふんだんに使用し、和・洋・中とバラエティに富んだお料理を数多く用意しております。その場で焼き上げるホタテ貝やステーキ、ミニ海鮮丼、煮物や佃煮となかなか普段食べることのできない様な海から山の幸まで、そしてデザートまでと存分に楽しめます。北海道外からお越しのお客様には大変人気の高い、カニの足なんかもありました。デザートには、最近世界各地の方々から人気を集めているキャラメルプリンや、フルーツなんかがありました。また、この他にもドリンクやスタッフの方々のサービスも充実され、雰囲気もとても良い空間となっています。デザートにチョコレートフォンデュもありました。
北海道ならではカニの足
カニの前には行列ができてまして、なかなかたどり着くことができませんでした。しかし普段食べられないですし、食べ放題ということもあり「この時ばかりは」といったかんじでたくさんのお客様で賑わっていました。肝心のカニのお味はというと、これまた最高ですよ!たまにカニを買って食べると「全然身が入ってない」だとか「パサパサしてる」だとかそれぞれ色々ありますよね。全くそんなことはありません!さすが第一滝本館だねといった感じで極太のカニ足いっぱいにぎっちり身がつまっているんです。とても食べやすく、あのなんとも言えないカニの香りがお口の中に広がったあとのフワッとやわらかい感触!もーう最高ですね!たまらないですよ。ぜひ召し上がってみてください。
第一滝本館の歴史 1858年~1925年
創業1858年(安政5年)。大工職人である滝本金蔵の手によって見事に建てられた湯宿は、吹きさらしのものでしたが、硫黄山の労働者や元来の利用者であったアイヌの人々、さらには南部藩出張陣屋や仙台藩陣屋の武士も訪れ、たくさんの方々で賑わっていたました。また同じ時期に滝本金蔵は、登別にえきていじょを設け、温泉開発だけでなく農業開拓や漁場経営などの方面でも活躍しました。
第一滝本館-滝本金蔵 第一滝本館の始まり
埼玉県に生まれた滝本金蔵。もともと大工の職人だったため、1858年(安政5年)2月に当時32歳である金蔵は、幕史の新井小一郎が函館館奉行所付きで渡道する際に誘われて長万部へ行き、同じ年の8月には幌別へ移住しました。また、金蔵が幌別のえきていじょの建設に携わっている頃、金蔵の妻である滝本佐多はひどい皮膚病に悩んでいました。
その時登別温泉の噂を聞きつけた金蔵は、皮膚病治療の為小さな湯小屋を作り湯治療したところ、温泉の効果はとても素晴らしいもので見る見るうちに皮膚病は完治しました。そこで、金蔵はこれほど素晴らしい温泉への感謝とその効能をこれからも広く利用されるようにと、湯守の許可を取り湯宿を建築し、温泉経営を始めました。これが「愛妻の湯」滝本の始まりです。
第一滝本館-温泉開発に全力を尽くした滝本金蔵
湯宿が軌道に乗りはじめた頃、「湯もとの滝本」と命名され、1891年には冬越しが可能な施設を整え、この頃から湯治の基盤ができはじめました。
また湯治客の増加により、金蔵は登別温泉へ続く獣道の様な道路を自分の財産を投じて改修しました。山道を走る馬車はユーモア溢れる金蔵の手により、たちまち温泉の名物となり人気を集めました。そんな温泉開発に全力を尽くし、登別温泉湯守として名をはせた滝本金蔵ですが、1899年に多くの功績を残してこの世を去りました。翌年、金蔵の息子である金之助と金之助の妻である濱により本館と内湯を増築した際に、初めて「滝本館」と看板を
立てました。しかし、父の死後から8年、41歳の若さで二代目金之助は病気によってこの世を去ってしまいました。その後は、濱が一人で経営を引き継ぎました。
しかし一人での経営には限界がある濱は、当時室蘭にて飛躍的に事業を拡張し道議会議員も務める栗林商会の創立者でもある栗林五朔へと、滝本家の財産と温泉の経営を引き継ぎました。栗林は更に巨額の投資をし、客馬車から馬車鉄道を計画するなど交通機関の大々的な改革を施しました。これにより、1915年には「登別温泉軌道株式会社」が設立されるとともに、来客数もどんどん増加していきました。馬車鉄道の開通により温泉は大きく発展していったため、その後も1918年には蒸気機関車、1925年には電車へと交通機関の飛躍的な近代化が進みました。
第一滝本館の歴史 1927年~1944年
苫小牧で10年間にわたり、室蘭の栗林五朔、小樽の板谷順介の知遇を得ていた南外吉。当時第一滝本館が経営不振で行き詰っていたときに栗林・板谷の支援を得て1927年に当時の所有者「栗林合名会社」から第一滝本館を買い取りました。経営にあたっては常に陣頭主義で従業員とともに働き、当時は63歳の高齢の南外吉ではあったものの、63歳とは思えないほどの働きっぷりで老いの身体も忘れるほどでした。
第一滝本館-南外吉とは
1865年(慶応元年)、現在では富山県砺波郡石王丸村に生まれました。1890年には志を抱いて赤平へと渡道し、広大な土地の払い下げを受けて開墾に着手し、農業に従事していたのですが、それから8後の1898年に起こった大洪水によって農地と家財のすべてを失ってしまいました。しかし、南外吉はそんな自然災害の不運にも負けじと立ち向かっていき、富山県から多数の同志を勧誘し滝川に移りました。後に、以前から着目していた空知川の回送業を始め、大成功を納めました。
しかし、そんな喜びもつかの間。1904年再び大洪水に襲われ、舟はもちろんのこと財産のすべてを流失し、再起不能と思われる大損害を被りました。そんな南外吉なのですが、不屈の精神で再び舟を建造し再び復活を試みるも、日露戦争の不況の波にもまれて事業は思うように上手くはいきませんでした。そこで、1917年からは苫小牧にて先田キチの旅館「富士館」を手伝うようになりました。
第一滝本館-南外吉の活躍
南外吉は自らの子供たちを呼び寄せ、親子共々力を合わせて商売の発展や温泉に貢献するよう勤めました。そして、拡張に次ぐ拡張でこの時に「第一滝本館」の名を世間に広めることとなりました。また1938年には、第八新館地下に東洋一の規模とされている総面積700坪と、とても広大な台地のような大浴場を完成させました。浴槽30槽、泉種11種と、これもまた当時は素晴らしい温泉ということでとても人気を集めることとなりました。
そんな南外吉なのですが、1939年(昭和14年)、75歳にて苦難に満ちた生涯を終えることとなりました。これほど逆境に立ち向かいながらも生き抜いた偉大な業績は、自らの力を無駄なく最大限発揮した生涯といえます。
その後の第一滝本館はというと、南外吉の子供である清吉へと引き継がれまた。そんな清吉なのですが、わずか5年後1944年(昭和19年)、この世を去ることとなりました。しかし当時の記録によると、南外吉・清吉の時代には総建坪4600坪、総室数約250室、最大収容人数1500人と、当時の温泉宿泊施設では他には類をみないほどの広大な台地に広がるように建設された、巨大宿泊施設でした。
第一滝本館の歴史 1944年(昭和19年)~現在
1944年には、南外吉の子供の一人である邦夫へと滝本館は引き継がれました。それからというもの、更に施設を拡張していき、邦夫は設備の充実を計るための拡張と改築をコンスタントに重ねていきました。そして、1961年(昭和36年)には桜木新館が完成し、総客室数は300室となりました。また、1964年にはニセコ滝本(ニセコ)、滝本別館(新登別)と第一滝本館以外の事業も展開していきました。その翌年には自家用車による観光客増加を見据え、温泉街に給油所を建設しました。また、昭和40年代に入ると社員住宅も次々に完成していき、宿泊客の増加に向け従業員の大幅な増員に対応しました。その後、1974年(昭和49年)には、登別温泉の宿泊客数はのべ100万人を突破しました。
第一滝本館-南邦夫逝後
1973年、南邦夫がこの世を去り、後継には現取締役社長でもある南太郎が就任しました。その後、昭和50年代に入ると登別東インターや室蘭インターをはじめとし、周囲に高速道路が続けざまに開通していきました。これにより、比較的遠方からお越し下さるお客様にも利用しやすく、優しい交通環境が整いました。そして昭和60年代に入ると「北海道ブーム」や「温泉ブーム」が起こり、こちらの第一滝本館周辺にも他の宿泊施設が徐々に増えはじめてきました。
第一滝本館-リニューアルオープン
これまでたくさんの人気を集め、施設の拡張や改築をその後も繰り返し、1990年(平成2年)には、一連の新増築計画が完了しました。そして「新装・第一滝本館」としてリニューアルオープンしました。建物は創業当初と比べ見違えるほどのとても大規模なものとなり、収容人数1706名、客室数396室と大幅に増えることとなりました。またこちらの大浴場、たくさんの方々から「温泉天国」という名称で親しまれるようになり、お湯は7種、浴槽は35槽と、どこにも負けないほどのとても大規模な温泉宿泊施設となりました。
その他にも、飲食店街や娯楽施設など設備もしっかりと整えられ、新しい食事スタイルバイキングやバリアフリールームの確保など、サービス面の拡張もだんだん進めていきました。また、創業当初のお風呂を再現するため、使用する泉質や木材にこだわった「金蔵の湯」を2003年(平成15年)に完成させました。また長年の歳月や、滝本金蔵からはじまりたくさんの人の手によって、これほど大規模な温泉宿泊施設を造り上げてきた第一滝本館な
のですが、創業以来こだわり続けている大浴場は、現在1500坪で、1日200万リットルととても豊富な湯量を備えています。ぜひ!登別へ起こしの際にはこんな歴史ある「第一滝本館」へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
第一滝本館 自慢の温泉天国
緑生い茂る中、自然の光をたっぷり取り入れた温泉です。また、広大な台地に造り上げられたかのような1500坪の開放感あふれるひろびろとしたスペースに、7つの泉質を楽しむことができる大小計35のお風呂があります。登別温泉郷に湧き出る温泉は、全て合わせると11もの泉質があります。その中の7つを一ヶ所で楽しむことができるというのは、世界でもまれなことで、第一滝本館の大きな特徴の一つでもあります。そして、第一滝本館にしか湧き出さない泉質もあり、それぞれ効能豊かなので、24時間ご利用いただける大浴場でどうぞゆっくりご堪能ください。
自慢の温泉天国-7つの泉質
「癒しの湯」・刺激が少なく柔らかなお湯で、入浴後は肌が滑らかになりま。高齢の方やリハビリに最適です。「きずの湯」・チェコのカルスバードが有名な無色透明のお湯です。また、飲用すると慢性の便秘に効果抜群の効き目です。「熱の湯」・湯の成分が皮膚の表面を覆い、毛穴をふさぎ血行を良くします。また保温効果が高いため、湯冷めしにくく冷え性に良いです。「万病の湯」・登別のお湯を代表する泉質の一つです。 酸性が非常に強いので、水虫や雑菌による皮膚病にとても効果が高く、また血管を拡張し血流を改善します。
しかし刺激が強いお湯となっているため、皮膚の弱い方は上がり湯が必要です。「鬼の湯」・日頃の疲れた体をリラックスさせてあげたり、健康増進に効果的です。切り傷や火傷にも良いです。「美人の湯」・刺激が少ないアルカリ性のお湯です。入浴すると汚れた皮膚がとれ、抗炎症作用や抗アレルギー作用があるのでアトピーやじんましんに効果的です。「美肌の湯」・登別のお湯を代表する硫黄泉の一種です。ゆで卵のような独特の匂いは、硫化水素によるものです。肌をなめらかにするので慢性皮膚病や切り傷に効果的です。
自慢の温泉天国-本物の温泉
温泉のお湯は食べ物ではありませんが、お魚やお肉と同じく生ものです。ですので地表に湧き出たその瞬間から、本来の効能は薄れていくのです。お魚も採れたて新鮮なものは美味しいですが、スーパーに並んでしまうとやはり少しではあるが、鮮度がおちてしまいますよね。それと同じなんです。こちらの第一滝本館の浴槽にそそがれているのは、創業当初とかわることなく源泉かけ流しのお湯です。温度調整のため、わずかに湧き水を加えることはありますが、お湯を循環させて使用することなどは一切ありません。
地獄谷に湧き出たまま、自然の恵みをたっぷり受けたあふれんばかりの新鮮なお湯をいつまでも安心して楽しんで頂きたいです。
自慢の大浴場!大規模なだけでなく、衛生面についてもしっかりとした配慮がされています。よく温泉へいくとタイルが滑る温泉がありますよね。それは、泉質のせいというよりは、隅々まで手のいきとどいた清掃が行われていない証拠です。しかし第一滝本館のタイルは滑りません。天井や湯底の隅々から源泉だからこそ出てしまう湯の華などの沈殿物まで、創業以来かわることなく全て、人の手によって行われているのです。そこには、薬効豊かなお湯を与えてくれる地獄谷への感謝の気持ちと、本物のお湯を守り続けるという誇りや信念があるのです。そんなすてきなお湯に一度、ゆっくり浸かってみてはいかがでしょうか。
第一滝本館 エステルーム le celebisu
第一滝本館には「le celebisu(ラ・セレヴィス)」と、いったエステルームがあります。こちらのお店の名前には、高貴な 又はおしゃれなというような意味合いがあります。中に入ってみると、お店の名前ぴったりな、おしゃれなカウンセリングルームやフットリフレ、アロマエステ、整体が受けられる個室が用意されています。また、フェイシャルコースとボディーコースの2つのコースがありますので温泉をゆっくり堪能した後は、アロマエステで日頃の疲れた体と心へのご褒美はいかがでしょうか。
le celebisu(ラ・セレヴィス)-フェイシャルコース
フェイシャルコースの中でも、ヘッドマッサージとフェイシャル・デコルテ・首・肩の2つがあります。アロマオイルを使用せずに頭皮ケア、リラクゼーションを兼ね備えたヘッドマッサージは、頭皮を動かすことにより副交感神経が優劣な状態になって、頭部の毛細血管が拡張し血行が良くなります。そのため、心身がリラックスして疲労やストレスの軽減が期待されます。女性だけでなく、男性の方にも人気が高いです。フェイシャル・デコルテ・首・肩の老廃物はコリとなって、たるみやシワ生み出す原因になります。なので、そのコリを
マッサージしてほぐしてあげることで、リンパ液の流れを正常にし、老廃物や余計な水分を排出することによって顔まわりをすっきりさせてくれます。美肌力を高め、表情をより豊かに若々しくする効果が期待されている、癒しのアロマフェイシャルです。
le celebisu(ラ・セレヴィス)-ボディーコース
ボディーコースの中でも、6種類とたくさんコースがあります。下半身集中的にリラックスしたい方には、足裏から太ももにかけてのフットトリートメントや、フット&ハンドがオススメです!全体的にリラックスしたい方には、上半身全てのハーフボディーコース、上半身にフェイシャル、パック、ヘッドがついたハーフボディー&フェイシャル、全身のフルボディコース、大満足の上から下までのフルボディー&フェイシャルコースと、多種多様です。アロマの香りで癒されながらのトリートメント&マッサージは、オールハンドで丁寧にお肌をマッサージし、体の老廃物を運ぶリンパ液や血液の流れをスムーズにします。よって体内に漂っている老廃物を排出しやすくし、自然治療力を高めます。疲れた体や心のストレスを軽減・解消します。多彩なコースで大満足のマッサージです。
こちらのエステルームは、アロマエステ・フットリフレ・整体と3種とも、完全個室制なので人目を気にすることなくゆっくりマッサージを堪能して頂くことができます。美肌に磨きをかけたい方、日々の生活から開放されてゆっくりリラックス・リフレッシュしたい方、たまには癒されたいよ~という方!ぜひオススメです!第一滝本館自慢の大浴場を楽しんだ後には、ぜひle celebisu(ラ・セレヴィス)へ。
至福のひとときをお過ごしください。