開拓使の陸地測量兼道路築造長である米国人技師ワーフィールドが測量を行うために登ったことから、「測量山」と名付けられました。アイヌ語では「ホシケサンベ」(先に現れるもの)と呼ばれ、沖合いでの漁から絵鞆や湾内に戻る際、測量山を目印としていたものと思われます。
測量山の電波塔はライトアップされる|登別洞爺観光
室蘭市の室蘭八景の一つでもある室蘭市清水町にある測量山は、室蘭駅を中心として、いくつかある夜景スポットの中でも、もっとも眺めが良く、市内最大の夜景スポットとして有名です。
ここに立っている7本の電波塔は、日没から深夜0時まで色とりどりライトアップされ、迫力ある光景を目の当たりにできます。お越しの際は一度お立ち寄りしてみてはいかがでしょう?
360度大パノラマで楽しめる展望台もあり、ここから室蘭市全体をはじめ噴火湾、昭和新山、有珠山、羊蹄山などを望むことができます。ここから見る室蘭港の夜景や山頂の電波塔のライトアップを含めて室蘭八景に数えられています。
測量山|登別洞爺観光
- 住所|室蘭市清水町1
- 電話番号|室蘭市役所:0143-22-1111
測量山は紅葉の名所|登別洞爺観光
面積は119.5ヘクタールあり、緑地内には植物が約500種、動物は野鳥類のほか、昆虫類が豊富で青少年の自然観察の場となっています。紅葉の時期には行くとまた普段と違う趣を見せてくれます。
測量山の光と音の満月祭|登別洞爺観光
毎日ライトアップされている測量山から12本のサーチライトが天に向かって自由自在に動き光の柱を描きます。その動き、光景はまるで夜空をキャンパスに光の筆で何かを描いているようで見ている人々全てを虜としてしまいます。フェリーターミナルではジャズ演奏や、出前科学館などが行われます
測量山のライトアップは奇跡の灯|登別洞爺観光
測量山のライトアップは点灯開始から現在まで点灯は1日も欠かすことなく行われ、ついに連続点灯1万日を超えました。点灯にかかる費用は一般の寄付金によって賄われており、寄付金により長期に渡って行われているものは全国で他に例をみません。
街を思う気持ちから始まったライトアップは感謝や追悼の想いを灯す場として幅を広げ、希望の灯 (ともしび)となって街を彩り続けています。
測量山のテレビ電波中継塔|登別洞爺観光
標高199mの測量山山頂にそびえる7基のテレビ電波中継塔。ここから室蘭の空に青、緑、黄、白四色、計7本の光が広がります。7色にライトアップされたテレビ塔は、今や室蘭の夜のシンボルとなり、市民の希望の灯として親しまれています。
また測量山から見る室蘭港の夜景は、港内を取り巻く工場群やフェリー埠頭、白鳥 大橋などの灯りが水面に映えて美しく輝き、見る場所によってさまざまな表情を見せてくれます。