旭山動物園 サル山
こちらのサル山では、約30頭のニホンザルを飼育しています。低いところから高いところまでと、様々な角度から見ることができます。原始的なサルを飼育しているサル舎とは、また違ったサルの一面を、思う存分観察することができます。
またこの施設内には、大きな人工岩があったり、高さ14メートルほどの擬木があり、その擬木を囲むようにたくさんの木が組まれています
サル山-サルに挑戦
こちらの施設には、サルを観察する施設だけでなく、私たち人間もサルになりきってみることもできるのです。サルたちと同じ遊具で、私たちもサルたちに挑戦することができるのです。サル山には、山を囲むようにぐるっと階段があり、その階段のところどころには覗き窓がついているのです。高さは結構あるので、迫力満点です。
今までの動物園でのサル山は、上から見下ろすだけのものがほとんどでしたが、今回こちらの旭山動物園では様々な角度からサルたちの私生活を観察することができるのです!特徴のひとつでもありますね。また動物園の中でも、比較的標高の高い所に位置しているので、旭川市街の眺めもこれまた抜群です
サル山-工夫
サル山には、サルの興味を惹こうと、様々な細工が色々なところに施されています。毎日飽きることなく、忙しそうに生活する可愛らしいサルたちの姿が見られます。中でも一番特徴的なのがエサのやり方です。1日の半分以上の時間をエサ探しについやすというニホンザルの習性を引き出すために、木の箱を転がすことによって、箱の穴から一粒ずつエサが出る。という仕組みになっています。
最初はエサをとるまでに2時間ぐらいかかっていたのですが、とても学習能力が高いと言われているサルは、結果エサをとるまでの時間がどんどん短くなっていき、最終的には30分ほどで完食!という結果になりました。人間にも負けないほどの能力を持っていサルたちを見ていると、なんだか人間の祖先は、本当に「サル」なんだなぁ、ということが改めて実感させられますよね
旭山動物園のサル山越しに見る四季折々の眺望
私、こんなにも開放感あふれるサル山で親子そろって楽しそうにじゃれ合う姿は、とてもほほえましく見ていて飽きない光景です。またこちらのサル山へお越しの方はサルだけでなく、山越しに見る夏には夏の、秋には秋の、四季折々の素晴らしい景色もぜひゆっくり眺めてみてください。
こんな素敵な景色はなかなか見ることができませんよ~。最高です!そしてまた夕暮れ時に見る真っ赤に染まる広い大空とサル山は、なんだか相性抜群です。きっと心に残る絶景になることでしょう。ぜひ一度お越しくださいませ。
旭山動物園 サル舎
子どもたちに大人気のサル舎には、ニホンザル以外の様々な種類のサル達が多く飼育・展示されています。原始的なものから、サルの仲間の進化の過程を見ることができます。
またサル舎にはたくさんのロープなどの遊具が設置されていますので、サルたちが楽しそうに遊んでいる姿を観察することができます。こちらの施設は東門から一番近いところにありますので、ぜひ立ち寄ってみてください
サル舎-名物動物園
霊長類には特に力を入れている旭山動物園、通常の動物園ではニホンザルが一般的ですが、旭山動物園ではこのサル舎の他にもチンパンジーの森・おらんうーたん館・サル山と数種類のサルたちを見ることができるんです。
日本の中でもとても珍しい動物園です!ちなみにこの場合での「霊長類」と言うのは、不思議な力を持っている・優れているという意味になるんです。豆知識でした
旭山動物園サル舎にいる珍しいサルたち
長屋の様に連なっているおりの中には、3種類ほどの珍しいサルたちが飼育・展示されています。ブラッザグェノンは、サンタクロースの様な白いあごひげが特徴的です。
また目の周りが黒く、サングラスをかけているかの様に思わせられます。なんだか貫禄があると言うか、なかなか立派なサルです。それとは正反対にブラッザグェノンの子は、まんまるいつぶらな瞳がとても愛らしくて連れて帰りたいくらいです。
サル舎の珍しいサル ワオキツネザル
ワオキツネザルは、しま模様のフサフサの尾が特徴的です。まるでマフラーと間違えそうになるほどの、体よりも長い尾です。天気の良い日にはのほほんとした顔で、気持ちよさそうに日光浴しています
サル舎の珍しいサル アビシニアコロブス
アビシニアコロブスは、他のサルたちとは違って果物ではなく、葉っぱを主食としています。また背中の横と尾は、真っ白く純白に輝くような毛でおおわれています。きっと手触りもシルクの様に最高なのだろうかとおもいますよ。ぜひ触ってみたいです
珍しいサルを見るなら旭山動物園
こんな珍しいサルを見られるなんて、きっとこの旭山動物園しかないですよ!なんてったって毛並みが素晴らしいんです。普段目にする動物とは全く違いますよ!
見た感じだけでも「ふわふわ・サラサラ・柔らかそう」こんな雰囲気なので、触ったらきっと感動してしまいますよ。主にアフリカに多く生息するサルたちなので、冬期開園中は見ることができませんが、夏の間は存分に楽しむことができるのでぜひ一度お越しくださいませ。