旭山動物園 レッサーパンダの吊り橋
こちらのレッサーパンダの吊り橋は、他の施設と少し違い、飼育場を囲む檻や柵なんかがないのです。ですので、レッサーパンダをより身近に感じることができます。この吊り橋は、飼育場とその向かいにある木を結んでいます。私たちと交差する様になっています。
下から上を見上げるようになっているので、普段はまづ見ることができないレッサーパンダの裏側をゆっくり、じっくり観察することができます。トントントンと、吊り橋を軽快に渡っていく姿はなんとも言えない可愛さがこれまたたまりません
レッサーパンダの吊り橋-見どころ
また吊り橋の他にも出窓タイプになっている飼育場もあります。こちらは、透明のアクリル板で囲まれているので、柔らかそうなまるでフワフワの毛布の様なレッサーパンダの体毛・毛並みをじっくり観察することができます。
ちなみにレッサーパンダは、フワフワの体毛のおかげで大きく見えるのですが、実は体重も猫と同じくらいなんです。また運が良ければ、私たちの目の前でエサを食べる姿を見ることができるかもしれませんよ!大好物は甘いりんごです
レッサーパンダの吊り橋-習性
さすが名前に「パンダ」とつくだけあって、レッサーパンダは竹の多い林の中に、他の動物とは違い群れではなく単独で暮らしています。しかし縄張りを持つ習性があるため、木などにお尻をこすりつけてマーキングします。大きなタヌキの様な見かけとはまた違って、木登りが非常に得意です。
また夜行性でもあるレッサーパンダは、昼間は地上ではなく木の上で寝ていることが多いです。他にもメスの出産は木の穴を利用し、子育ては私たち人間とは少し異なっていてレッサーパンダはメスが単独で行います。
ふわっふわの体毛
こちらでは親子3頭のレッサーパンダを飼育・展示しています。ふわふわの体毛は、見ているだけで癒されてしまいます。できれば触ってみたいのですが、なかなかそこまではできないようです。ちなみにエサはタケや竹の子、果実といったモノを食べます。
また最近では、こんなにも可愛いレッサーパンダなのですが、毛皮目的やペット用の密漁によって生息数は減少しているそうです。なんだか淋しいですよね。皆でレッサーパンダを守りましょう!
旭山動物園 ワシ・タカ舎
こちらでは、国内でも希少種でもあるオオワシ、そしてクマタカの2種類の大きな鳥を飼育・展示しています。独特な鳴き声と、ワシ、タカそれぞれの大きさに注目してみて下さい。
私たちの身近な動物でもあるのですが、こんなにも間近で見られる機会は滅多にないですよね。こんな貴重な体験は、この旭山動物園だからこそできるのです。きっと驚くこと間違いなしです
ワシ・タカ舎-オオワシ
国の天然記念物ともされるこちらのオオワシは、オスよりもメスのほうが体長が大きいのです。翼を開いたときには2メートル以上になります。わたしたちより大きいのです。翼を開いたときには2メートル以上になります。わたしたちより大きいのです。野生では流氷の上で体を休めている姿がたまに見られますね。これほども大きい鳥だなんて、まさに鳥世界の中でも一番に勝ち誇った王者の様です。普段は優しく、いざ!と言った時に力を発揮する素敵な鳥のイメージですね
ワシ・タカ舎-クロタカ
障害物の多い森林なんかで飛行するのが得意な鳥が、こちらのクロタカです。飛行するのが得意だからと言って羽ばたくのではなく、大きく幅の広い自慢の羽を生かして風を捕らえて飛行するのです。日本産のワシタカ類の中ではイヌワシにつぐ大きさです。またあまり努力をするのが嫌いなのでしょうか、エサを獲る時は、木の上で獲物が通りかかるのを待ち、現れたと思ったら翼を畳み込み、目標めがけていっきに襲いかかります。まさにロケットの様です
世界中でも珍しいと言われるワシとタカ
こんな世界中探しまわっても、なかなか見ることができないとても貴重なワシ・タカをぜひご覧あれ!またクロタカに関しては、世界的に見てもとても貴重な種類のため、もともと個体数が少ないうえ、最近では繁殖に成功する割合が急激に低下しているために、絶滅の危機になっています。そんなクロタカを皆さんで守りましょう!そんなクロタカやワシ、普段は大空を飛んでいる姿を眺めるだけの私たちなのですが、今回は違います!間近で細かい羽の模様やくちばし、羽の内側なんかをゆっくりと観察してみてください。