お立ち寄りスポット留寿都赤い靴公園


JHA online store


童謡赤い靴の舞台でもある留寿都。人口約2000人の小さな村の中に、赤い靴公園があります。歌詞を口ずさむと分かるように少女の悲しい生涯をモチーフにした銅像が建てられています。

赤い靴の少女きみちゃん

赤い靴公園
ルスツリゾートから洞爺湖方面へ向かうと、留寿都赤い靴公園があります。誰もが通り過ぎてしまうような小さな公園ですが、ここは厳しい自然と闘いながら過酷な開拓時代を生き抜いた先人たちの開拓記念碑でもあります。少女の名前はきみちゃん。母と再婚相手の男性に連れられ開拓へ入るのですが、寒さの厳しい北海道で暮らしていくことは難しく、母は当時2歳になったばかりのきみちゃんを、やむなくアメリカ人宣教師へ養女に出します。

母もまた、過酷な重労働に耐えながらも度重なる災難に見舞われて札幌へ引き上げることに。
そこで知り合ったのが、赤い靴の作詞家、野口雨情でした。母は幼くして生き別れた娘のことを、切実な思いで打ち明けたのでしょう。開拓悲話が作詞家野口の心に刻まれ、童謡赤い靴が生まれました

きみちゃん親子の縁の地、留寿都赤い靴公園内

きみちゃん親子の縁の地でもある、留寿都赤い靴公園内に母思像が建てられています。通路には、靴をモチーフにした石だたみが敷かれ、正午を知らせるサイレンの後には、赤い靴のメロディが流れるそうです。
ぜひ、歌詞を口ずさみながら、留寿都赤い靴公園を散策してみてください

道の駅に建つ開拓の母像

赤い靴公園
留寿都赤い靴公園より少し離れた場所に、道の駅230ルスツがあります。裏手には広々とした公園施設やキャンプ場が広がり、レジャー施設としても大変人気があります。広大なふるさと公園の一角に、遠くを眺めるように建てられた女性の銅像。こちらが、赤い靴の少女の母です。

開拓の母と題し、市街を挟んで留寿都赤い靴公園にたつ子どもの方へ向いているのだとか。公衆トイレの壁面には、母と少女が手を繋ぐ木彫りの作品が飾られ、母として果たせなかった悲痛な心情が描かれています

心が洗われるようなお立ち寄りスポット、留寿都赤い靴公園

赤い靴公園
歌詞の中では、異人さんに連れられて異国の地(アメリカ)へ行ってしまった少女ですが、実は、アメリカヘ行くことは一度もありませんでした。正確には、病に侵されて行けなかったのだそうです。
その後、少女はアメリカ宣教師の元を離れ6歳で孤児院へ移ります。そして、当時不治の病で知られる結核を患い、9歳という短い生涯を閉じました。

母は、その事実を知ることなく、我が子はアメリカで幸せに暮らしているものと信じ、一生を過ごしたそうです。心が洗われるようなお立ち寄りスポット、留寿都赤い靴公園に足を運んだ際は、ふるさと公園も覗いてみてはいかがでしょうか

9月には赤い靴ふるさと祭りを開催

赤い靴公園
留寿都村の最大イベントでもある、ふるさと祭り。こちらは毎年9月上旬に開催され、地元民や観光客が大勢集まる参加型のお祭りとなっています。留寿都赤い靴公園に因んだ、赤い靴飛ばし選手権やトラクター引き選手権など、小さなお子様からお年寄りまで皆が参加できるプログラムです。

特設ステージでは、ライブやカラオケ、会場を囲むように地元特産品や屋台が並び、期間中はグルメも充実しています。実は、留寿都村は豚肉が有名なのだとか。北海道の豚肉と聞けば、ほとんどの人が帯広市をイメージするのではないでしょうか。留寿都村では、国道沿いに豚直売の看板がたてられるほど有名なのだそうです。お祭り会場では、脂に旨味がのった豚串も忘れずに食べてくださいね

留寿都赤い靴公園周辺にある、はる美食堂も人気

また、留寿都赤い靴公園周辺にある、はる美食堂も人気です。塩ラーメンは、ネギやナルト、メンマを基本とした昔ながらの素朴なラーメンです。メニューは600円~と、かなり安さが目立ちますが味は上等。地元や観光客のリピーターが多く、田舎には珍しい23時まで店が開いているという営業時間が長いのも、人気の秘密かもしれませんね。

入り口にかけられた真っ赤なのれんが目印です。留寿都赤い靴公園を訪れた際は、目の前のはるみ食堂で手軽に食事をしてみてはいかがでしょうか

全国に7つの赤い靴銅像

留寿都赤い靴公園の母思像ほか、道内に2カ所、道外に4カ所、合わせて7つの赤い靴銅像が建てられています。それぞれ親子が縁のある土地とされ、記念像をきっかけに命の尊さを感じてほしいという地域の思いが込められています。
赤い靴公園最初に建てられた横浜の銅像は、歌詞に出てくる横浜のはとばから船に乗って~のフレーズをもとに、アメリカの方を向いているのだとか。留寿都赤い靴公園の母思像とは、また違った少女の表情、膝をかかえて悲しそうに海を見つめる姿が印象的です。

 

 

 

また、麻布十番きみちゃん像の足元に置かれた18円をきっかけに始まったチャリティーは、今年で30年を迎えるそうです。
総額1300万円以上、今も途絶えることなく、ユニセフや災害の寄付金にあてられています。
留寿都赤い靴公園をはじめ、全国に7カ所。興味のある方は、赤い靴銅像巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

全国7カ所に建つ赤い靴銅像
全国7カ所に建つ赤い靴銅像
東京・麻布十番:きみちゃん像
神奈川・横浜:赤い靴はいてた女の子像
静岡・日本平:赤い靴母子像
北海道・留寿都:赤い靴母思像
北海道・小樽:赤い靴親子像
北海道・函館:赤い靴の少女像
青森・鰺ヶ沢:赤い靴親子三人像