知床五湖|知床羅臼観光
知床五湖に行ったことはありますか?知床五湖に一番近い北海道の女満別空港よりこうい車でおよそ2時間ほどで行くことができる北海道の道東観光には欠かせない観光スポットの一つ、それが知床五湖です。車で行くにあたって気になる駐車場も完備していて、朝7時から夜6時半まで使用可能です。ただ、夜6時には駐車場への入場が閉鎖されるので、これから知床五湖に行かれる人は駐車場の時間だけお気を付けください。また、知床五湖への入場期間というのも設けられていまして、4月から11月下旬になりますので、ギリギリの時期に行かれる人は一度お問合せしてみることをおすすめします。
知床五湖 知床羅臼観光
知床五胡は、その名のとおり原生林に囲まれてたたずむ幻想的な5つの湖です。その景観はまさに”原始の中の楽園”という言葉がよく似合い、素人でも最近流行りのSNS映え写真の撮影が可能なほど素晴らしい景観が広がっています。また、珍しいものから一般的なもの、北海道らしいものと数多くの植物や、自然界でたくましく生きる様々な動物たちを見ることもできます。さらに!天気がよく風が穏やかな日には、周りの樹林や知床連山を湖面に映しだします。
そんな自然の豊かさを直に実感できる知床五湖は「2つの歩き方」で楽しむことができます。2つの歩き方については下でご紹介させていただきますので、参考までにご覧になってみてくださいね。
知床五湖 知床羅臼観光
知床五湖にある五つの湖はそれぞれ違ったかおをしていて、どれを見てもそれぞれのかおを楽しめます。知床の森の中に静かに佇む静寂の湖、知床五湖には1湖から5湖まで遊歩道が設置されていて、5つの湖を一巡りすることができます。しかも、この五つの湖にはそれぞれ圭湖、純湖、洋湖、弘湖、悦湖と女性の名前のような愛称が付いています。誰がつけたのかはわかりませんが、ちょっとクスッときますね。この五つの湖についても詳しく下でご紹介したいと思います。
知床連山の麓、原生林の中に点在する五つの不定型の湖、知床五湖には流入、流出する川はなく、神秘的です。いつ、どんな時期に行っても見る人を魅了します。早速、知床連山を湖面に映す光景と、かわいい動植物に出会いに行きませんか。
知床五湖 知床・羅臼 観光
知床五湖にある高架木道は遊歩道として高床式の木道があり、全長およそ800メートルほどで、往復しても1.6kmほどの道のりです。ゆっくり歩いても1時間もあれば散策することができます。
高架木道へは、パークサービスセンター横にある入口から入場します。そして一番奥にある「湖畔展望台」というところまで歩いて行き、そこからまた同じルートを戻ってくるといったコースになります。
今や世界遺産にも登録された観光地「知床まで来たのに、ヒグマ出没で遊歩道が閉鎖されていては五湖に行けない!」という時の為に設けられた遊歩道みたいですよ。
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高架木道には、連山展望台、オコック展望台、湖畔展望台、と、ぜんぶで3つの展望台があります。ここでは展望台より遠くに五湖を取り巻く森と僅かな水面や知床連山を望むことができ、大自然の驚異を感じられます!私的には湖畔展望台で、湖面に映る知床連山を眺めることができたのですが、これが一番の醍醐味なのではないかな?と思いました。是非、展望台からの大自然を見てください!
ちなみにですが今回ご紹介した高架木道コースの場合は、知床五湖の開園期間であればいつでも無料で散策することができるのですが、知床五湖の1湖しか見ることができないので、せっかくだから五湖ぜんぶ周りたい!という人には「地上遊歩道」コースをおすすめします。
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地上遊歩道、というよりは”ヒグマのすみかにおじゃまする”といったほうが合っているかもしれません。この遊歩道で知床五湖の散策をするにあたっては、まず申し込みをしなければなりません。そして10分程度ですがレクチャーも受けなければなりません。ちょっと手間かかるのかな?とも思われるかもしれないですが、これが結構重要で、知床五湖周辺には頻繁にヒグマが出没します。人間がヒグマに襲われれば勝ち目はないと思ったほうが良いと思います。そういった事故や危険を未然に防ぐためのレクチャーをうけます。また、ヒグマの活動期ではない時期であれば大人250円、子供100円で入場可能です。料金はわりとお手頃価格です。
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高架木道では見られない知床五湖を全て見て周ることが可能です。一周およそ3kmの道を散策するのですが、これがまた凄い!湖もそうですが、野生動物たちをこれほどにも間近でじっくり観察できるのはココ、知床五湖くらいなのではないでしょうか。エゾリスやアカゲラ、運が良ければ生まれたての子鹿も見られるそうですよ!また、野生動物だけでなく、ネムロコウホネやミズナラ、トドマツと北海道に育つ自然植物も間近で見ることができます。
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ここからは知床連山の名峰、羅臼岳がよく見えます。湖面から立ちこめる霧の上に聳える羅臼岳など、此処でしか見られない知床の山並みがいいですね。なんと一湖には開拓民が放流したというフナが生息しているといいます。
一湖は、草原が広がる開放的な所もあるが多くは森の中という感じてす知床連山の名峰、羅臼岳がよく見えます。湖面から立ちこめる霧の上に聳える羅臼岳など、此処でしか見られない知床の山並みがいいですね!
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知床五湖の中で一番大きいです。知床連山が静かな湖面に映え、そのスケールの大きさが実感できます。五湖の中では開放的な雰囲気を持っています。観光バスで来た方はここからエスケープルートを通って戻る事が多い様で、この先は静かになります。
一湖から二湖の遊歩道沿いは、春になると水芭蕉の群生がみられます
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今にもヒグマが出てきそうな椴松の深い森の中を通ります。湖岸は水性植物も豊富で、知床の原始の森を感じる事の出来る場所で、連山もよい感じに映えています。
三湖は、夏に来れば、水面にスイレンが咲いているのが見られます。ネムロコウホネや、ヒグマの爪あとが、付けられた樹木なども見られます。知床の原始の森を感じることの出来る場所です。
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四湖は小さな沼ですが沼を囲む緑か映り込み知床連山がその上に横たわっています。五湖と同じ方角からの眺めになるので二つの湖の雰囲気は似ていますが秘湖の雰囲気は此処が一番です。
周りの雰囲気が一転、静寂な世界が広がる神秘的な湖です。三湖から四湖へ向かう間の遊歩道には、樹齢300年をこえる、ミズナラの樹木が立たずんています。紅葉は此処が一番のお勧めかもしれないです。
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五湖は浅い沼のようで、湖面にはトンボなど水生昆虫や蝶の姿を見ることが多く、かなり珍しい種類もいます。知床連山の眺めも素晴らしく、季節によっては藻で埋まり湿原風の風景になります。
遊歩道沿いには、季節によって30種類以上の野鳥に出会えます。また、ドングリなどの木の実を拾う、エゾリスの姿もみることができます。知床連山の眺めも素晴らしい場所です。
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知床五湖のまとめ
ここまで色々と知床五湖について書かせていただきましたが、いかがでしたか?合計五つの湖からなる知床五湖は、北海道の湖の中でも本当に神秘的です。これは一度行ってみて損はないと思います。
アクセス面から見ると、千歳空港から遠いことや、見学期間の規制、それからヒグマの兼ね合いもあったりと色々大変な面も多々ありますが、ぜひ一度知床五湖に足をはこんでみてください。
この他にも北海道には様々な湖があります。全国的に有名な湖から穴場的存在の湖まで多数存在します。そんな北海道の湖をわかりやすくまとめてみたので、北海道の湖について詳しく見たい人はこちらからどうぞ!