テレビ塔|札幌千歳観光


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見て、観て、魅入る、さっぽろテレビ塔

大通公園の東端に聳えるテレビ塔。昨年2017年8月24日に開業60周年を迎えたテレビ塔は、いまでは電波塔としての役割よりも、札幌中心街を訪れた時には必ず立ち寄っておきたい札幌のランドマークとして広く認知されています。
クラウディレッドの鉄塔部、塔の下部に腹巻のように付いている濃緑色の展望台、4面に張られた巨大な電工時計という電波塔らしからぬ一風変わったルックスで、観光客は見て楽しむ以外に分かりやすい集合場所としても利用し、地元の子どもたちはテレビ塔を見て「あれが東京タワー?」や「東京タワーとテレビ塔ってどっちが大きいの?」と無垢な質問をするのが通過儀礼となっているなど、訪れた人が様々な思い出を作って帰る札幌の象徴の一つです。ちなみに私は両方質問しました。
今回はそんな思い出製造機・テレビ塔の体験談や魅力などをご紹介していきます。

テレビ塔|札幌千歳観光

テレビ塔の進化
tvtower

初めてテレビ塔を訪れたのは小学校低学年の頃で、その時はただただ高さを楽しむだけでしたが、それからの20年間で新たな楽しみ方ができるよう工夫がなされていて、昨年大阪から遊びに来た友人と一緒にテレビ塔に行った時には少し戸惑ったくらいです。
小学生の頃に訪れた直後に生まれた非公式キャラクターのテレビ父さんは腹巻のような展望台を活かした絶妙なおやじモデリングがされたゆるキャラで、最上階には何故かテレビ父さんの神社が作られているなど、突っ込みどころ満載。
また外に向かって斜角のついた窓、怖窓(こわそ~)という新しいスポットも用意されています。窓の両端にある取っ手を掴んで身を乗り出しながら塔の下を見る足元の透明なパネル越しに見るのとはまた違ったスリルを楽しむことができました。
どちらもネーミングがダジャレとあって、大阪の友人も大喜び。近くにいた子どもたちよりもはしゃいでいたのが印象的でした。

テレビ塔|札幌千歳観光

展望台からの景色

さて、テレビ塔の最もポピュラーな楽しみ方といえばやっぱり展望台からの景色。
日本の塔の中では36番目の高さとあまり突出した高さではありませんが、一応通天閣の1.5倍の高さがあり、大きさに驚いてくれるかと思いきや、下からテレビ塔を見上げた友人は「それなりにデカいな」と微妙な反応しか見せませんでした。しかし、展望デッキから大通公園を見下ろした瞬間に「ほぉ~、これがほんまもんのシャンゼリゼ通り?」と、嬉々とした顔で聞いてきました。それがギャグだったのかどうか確かめる間もなく、確かに緑溢れる大通公園を一直線に見下ろす景色とエッフェル塔からシャン・ド・マルス公園を見下ろす感じは似ているのかもなと感心した覚えがあります。ちなみにシャンゼリゼ通りにあるのは凱旋門だというのも黙っておきました。
ただ高い場所からの景色を楽しむものだと思っていたテレビ塔の展望台が、観光客である友人のおかげで一気に風情あるものに感じられ、懐かしさと目新しさの両方を楽しむことができました。

テレビ塔|札幌千歳観光

1日1組限定の貸し切り制度もあり

2010年のリニューアル以降さらに観光名所としての地位を確立してきたテレビ塔ですが、地域密着性の高い新サービスも始まっているようです。
なんと、要事前予約、1日1組限定、営業時間終了後の30分間限定という条件付きで展望室を貸し切りにできるサービスがあるとのこと。
どうせお高いんでしょう? と突っ込みを入れたくなりますが、お値段なんと驚きのお2人様1万円。
あまり値段の話をするのもいやらしいですが、1万円で日本夜景遺産に指定されている景色を独占できるなんて、安すぎて申し訳なくなってくるというもの。
私の考えたオススメ利用プランは、昔一緒に登ったことがある女性と展望台で夜景を見た後、サプライズで貸し切りの事実を伝え「この景色みたいに、いつまでも変わらない仲でいてくれませんか」と告白orプロポーズをするというものですが、いかがでしょうか。あ、恥ずかしくなってきた。

テレビ塔|札幌千歳観光

SNS映え

新しいテレビ塔のイメージとして最も驚いたのは「SNS映えスポット」です。それも展望台からの景色ではなく、下から撮影されたもの。
子どもの頃から知っている札幌の象徴の一つが映えると持て囃されるのは嬉しいですが、いずれは実物とのギャップに失望し、時計台と同じく日本3大がっかり観光名所に選出される道を辿るのではないかと一抹の不安も覚えました。
しかし、SNSにアップされているテレビ塔の写真を見てみると、オシャレさと迫力と情緒を絶妙に引き出している写真が多く、どれも盛り過ぎ感のない等身大の魅力がありました。
人気の撮影スポットとしては、テレビ塔のすぐ脇を流れる創成川にかかる立橋と、大通公園の西4丁目まで行ったところにある花壇からのようです、
展望台の楽しみ方を教えてくれた大阪の友人といい、SNS映えさせている職人たちといい、訪れる人みんなに魅力を引き出してもらっている愛され上手のテレビ塔。そのうちエッフェル塔のように、テレビ塔と結婚したいという人も現れるかもしれませんね。

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