地獄谷 観光|登別温泉


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地獄谷 間欠泉
地獄谷に到着し、10分ほど歩いた場所にある鉄泉池。柵で区切られた通路を300mほど進みます。柵外の地面は、至るところから蒸気が噴出し、とても安全とは言えない場所です。1958年に火傷事故で死者がでたため、今現在、地面に立ち入ることは出来ません。ですが、45年前は、地獄内を自由に歩く事ができたそうです。

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間欠泉-泉質・温度
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地獄谷ほぼ中央にあるこの(旧泉名:鉄泉池)間欠泉は、毎分3000リットルもの温泉が湧き出す登別温泉の源泉です。多彩な温泉が湧き出ているので、色々な泉種を楽しむことができる、と言われている中の一つでもある単純硫黄泉。こちらは湯温80度、お湯が空気に触れると、赤茶色に変化します。慢性湿疹や、リウマチ性疾患、貧血症に効果が期待できるといわれています。登別温泉の中でも雅亭、旅亭花ゆら、まほろばではこちらの泉質の温泉を楽しむことができるので、ぜひ観光ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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間欠泉-雰囲気

ブクブクと音をたて、ものすごい湯煙をあげながら、煮えたぎる熱湯の様子は、ご家庭のお鍋でお湯を沸かす時以上のものです。野菜なんか入れてしまえば、ほんの数十秒で茹で上がってしまいそうですね。なかなか遠くからではわかりづらいので、地獄谷にお越しの際にはぜひこの「間欠泉」を覗き込んで見て下さい。こんな熱湯が噴出す様子を間近で見られることなんてなかなかないですよ。地獄谷の中でも観光し甲斐のあるスポットです。
でも、あまり覗き込みすぎて落ちないように気をつけてくださいね!

間欠泉によって造られた湯だまりや、三途の川と呼ばれている少しグレーがかった小さな川などは、目には見えなくても谷の地面下にはたくさん流れています。ちょっとした興味本意でこの地獄谷に足を踏み入れてしまうと大変危険なのです。これではせっかくの楽しい観光旅行も台無しです。
始めに紹介させてもらったように、病気にとても効果的だからといって間違ってお湯の中に手を入れてしまった時には、もう時すでに遅し。チーズのようにとろーりとろけちゃいますよ!

地獄谷 大湯沼

地獄谷から更に奥へ細い道を5分ほど行くと「大湯沼」が見えてきます。ゴツゴツの岩場から一変、一面真っ白な温泉沼です。あたり一面硫黄の香りに包まれ、ぐつぐつ煮えたぎる沼の湯煙が立ち昇り体中が温かく、なんだか身も心も落ち着きます。ここは、ザ登別観光って感じのところですね。リラックスしたい方にはぜひ!オススメの観光スポットですね。
とても広い沼となっているので、他の観光客をそれほど気にすることなく、ゆっくり楽しむことが出来ます。

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大湯沼-大きさ・温度

日和(ひより)山の噴火により、爆裂火口跡に湯をたたえ自然につくり上げられた、周囲約1km、深さ22mと、とても大規模なひょうたん型の大湯沼。これほど大規模な湯の沼は、世界的にも類が無く、学術的にも貴重なものと言われています。標高377mの活火山でもある日和山の山頂からは、今現在でも湯気を上げています。それだけに、とにかくいつ行っても観光客の多いこと!景色だけの写真なんてまづ撮影不可能と言っても過言ではありません(笑)
また、この大湯沼、過去には硫黄が採取されていたが、現在では行われていません。水面の温度は40~50度だが、深いところでは130度の高温になります。

大湯沼-泉質

こちらの大湯沼、温泉の中でも代表格である「硫黄泉」という泉種です。乳白色で、ゆで卵のような独特の匂いがあります。総硫黄が温泉水1kg中に2mg以上含まれる温泉です。毛細血管や細動脈を拡張し血液の循環を良くする働きがあり、動脈硬化や慢性気管支炎などのほか、慢性婦人病、ニキビや皮膚病などに効果が期待できる温泉だといわれています。特に、女性の方にはとても人気が高いです。登別温泉の中でも雅亭、旅亭花ゆら、まほろばで楽しむことができます。

登別温泉の3/4がここからのひき湯になっているほど広大な、登別温泉最大の泉源地です。大湯沼の沼底は今現在も激しく熱気を噴出しています。沼岸が黄色になっているのは、硫黄が結晶したものです。近くで見てみたいのですが、防護柵内に入ってしまうと噴気孔があったり、沼は埋まるので大変危険です。また、この大湯沼を見下ろすことができる日和山展望台があります。大湯沼は近くで見ても、遠くから見てもとても感激なスポットです。そして、近くの山の頂を見てみると白い噴煙が上がっています。シューシューと音を立てながら。地球が生きているということを改めて実感することができます。
そして10月中旬には紅葉のピークを迎えます。ナナカマドやヤマウルシが真っ赤に色付く様子はとても美しく、自然の神秘を直に望むことができます。ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。紅葉シーズンの観光旅行もすてがたいものです。

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地獄谷 奥の湯展望台

大湯沼のすぐ横にある奥の湯展望台。名前には展望台とあるのですが、それほど高いところから景色を眺めるような展望台ではありませんよ。こちらも日和山の爆裂火口跡の一部であり「ふき」という小さな円形の沼となっています。大湯沼と同じにようにブクブクと音を立てて絶え間なく源泉が湧き出し、大量の湯煙が上がっています。

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奥の湯-温度・泉質

こちらの奥の湯、表面温度80度となっているのですが、大湯沼に比べこちらのほうが噴出が激しいため表面温度も少し高めになっています。一番深いところでは、同じく130度となっています。沼の底では、灰黒色の硫化水素が湧き出しています。成分自体は大湯沼と同じであるが、硫黄は底に蓄積せずに流出しています。比較的小さなところなのですが、大湯沼に比べ温度も高く色も濃いということです!大きな露天風呂みたいな感じですね。

奥の湯-雰囲気

あまり近くに寄って見学することはできないのですが、柵越しに見た感じでは大きな穴ぼこがあったり、ボコッ、ボコッ、と何かが湧き出るような場面があったりと見ていて飽きないというかなんというか。たまにはいいですよね、こういうのも!ここもなかなか観光のし甲斐がありますよ。
また、沼の端のほうでは、温水の下に白い成分が溜まっているのだが、水面は澄んでいてとてもきれいな場面もありました。遠くからでは大量の湯煙でなかなか見えにくいものになっているのですが、近くに寄って柵越しから見てみるとまた、一風変わった沼の様子を楽しむことができるので、ぜひ地獄谷観光にお越しの際にはこちらの奥の湯の観光もお忘れなく!じっくり観察してみてはいかがでしょうか。

こちら奥の湯の130度のお湯は、なんと!なんと!登別温泉の湯場の他、国立登別温泉病院の治療用として使われているのです。温泉にしか使われていないと思っていた私は、登別温泉病院の治療用としても使われているということを知り、とてもビックリ!何万年も前に、この噴火によって苦しんだ人もたくさんいたと思いますが、今となってはその噴火によってこのような沼ができ、そして登別市民やたくさんの観光客の幸せと、一つ一つ病気の治療がされていると思うとなんだか温かい気持ちになりますね。
私もこのお湯に助けられましたよ。

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地獄谷 絶景スポット

「支笏洞爺国立公園登別地獄谷」と大きく書かれた木の看板があります。こちら、地獄谷の中でも最高の絶景スポットですよ!谷を見渡すことができるということでたくさんの観光客であふれています。また、ちょうど地獄谷の入り口付近に位置しているということで、たくさんの観光客の写真撮影場所としてもとても人気が高いところとなっています。

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絶景スポット-風景

谷を見渡すことができるというこの場所、まさに地獄を見ているかのような不思議な錯覚におちいります。硫黄の香りが立ちこめ、火山ガスが噴出する様子を見ることができます。そして、たくさんの大きな山々がそびえたち、その山と言っても奇麗な緑生い茂る山を想像する方も多いと思いますが、そんなのとはまったく正反対です。焼け焦げた魚のようなパサパサ感、ボディービルダーの様なゴツゴツの岩山ばかりです。火口壁には、溶けて固まったものとそうでないものがたくさんの層になっています。岩の間には濁ったエメラルドグリーンのような水溜りができています。これは、硫黄化合物が混ざっている水に特有の色なのです。そして噴出した温泉が小さな川になっています。また温泉水の流れている底には、硫黄が沈殿しています。

絶景スポット-雰囲気

大きな木の看板の前で「写真撮影しよ」と思った私なのですが、あまりにもたくさんの観光客の多さになかなか身動きとることができません。むしろ「写真撮って」なんて言われたりして。ゆっくり写真撮影したいところですが、ちょっと難しいかもしれませんね。また、日本の観光客だけでなく中国や韓国からアメリカなど海外の方々からもとても人気があるんだなーということがよくわかるほど観光客であふれかえってました。
世界遺産から比べれば、北海道遺産は小さなものになってしまうかもしれませんが、日本人だけでなく海外の方々からもこれほどの支持を得るということは、本当に素晴らしいものなんだ、ということを改めて実感することができました。北海道人の私はとても嬉しいですね。

何万年も前に起こった爆発的噴火により当時の人々は日々悪夢に魘されたと思います。しかし今となってはこんなにもたくさんの観光客で賑わうほどの登別温泉観光スポットになり、ほんとに自然の力には日々驚かされてしまいますね。それもまた人工的に造られたものではなく、自然の力によってできたものだからこそ!これまた感動というかなんというか。素晴らしいですよね!また、2004年には北海道遺産にも指定され、この地獄谷を見学するための観光用の遊歩道なども整備されました。みなさんも一度、この谷を歩いて地獄をあじわってみてはいかがでしょうか。

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地獄谷 薬師如来

登別地獄谷の絶景スポットから、遊歩道とは別に下へ降りてゆく階段をくだっていくと、行き止まりになっていて薬師如来のお堂があります。最近では「目の湯」とも呼ばれています。また、その脇を青白い温泉成分を含んでいる熱い川が流れています。歴史について下に書かせて頂きましたが、まさにこの青白い川、薬の効果がありそうな感じですよ。これが「目の湯」とも言われているところなのでしょうか?柵越しに覗いてみてください!

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薬師如来-歴史

地獄谷内にある登別温泉三大史蹟の一つである「薬師如来」です。文久元年(1861年)に火薬の原料として地獄谷から硫黄を採掘していた南部藩の家臣で善四郎という人が、お堂の下から湧いている温泉で目を洗い続けたところ、長年わずらっていた眼病が治ったことから、そのお礼に寄進した石碑がまつってあります。今では「目の湯」の名前で親しまれています。また、登別温泉の歴史は古く、江戸末期には共同浴場もあったとか。

薬師如来-この他にも

三大史蹟ということでこの薬師如来の他にも、鉈作観音(なたづくりかんのん)と言われる江戸時代寛文6年(1666年)に、美濃の国の円空上人が北海道を鉈一つだけで観音像を掘りながら旅していたそうですが、その一つがこの地獄谷の展望丘に安置されています。山火事にあって一時行方不明になり、後に発見されたのだが黒こげになってしまい、当時の面影はないのだが貴重な文化財です。もう一つは、題目石と言われる明治4年(1871年)に伊達市妙栄寺の日進上人が地獄谷にこられた際に石に「南無妙法蓮華経」と書いたとされる石です。こちらも現在では消えてしまって見えないですが、昔は水を掛けると黒々とした墨で書かれた文字が綺麗に浮かび上がったことから題目石の名称があるらしいです。

また、こちらの薬師如来堂のそばには、湧き出る湯を試飲できる場所があります。硫黄の香りがプンプン湯煙とともに立ち上るこのお湯は、お世辞にも美味しいとは言えません。ですが、薬師如来堂観光にお越しの際はぜひ試してみてくださいね!なかなか味わうことできないですよ。これもいい地獄谷観光の思い出の一つですね。

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