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地域で観光スポット確認

ニセコパノラマラインを爽快に走り抜ける感覚




ニセコパノラマライン?どっかで聞いたことがあるフレーズだねぇ。私はニセコ観光に来る人にドライブにどこがお勧めか聞かれれば必ずといっても良いほど「ニセコパノラマライン」をお勧めします。なぜかって?今回はニセコパノラマラインのフォトジェニックスポットや魅力に迫ります

ニセコパノラマラインの場所と魅力

ニセコパノラマライン
ニセコパノラマラインは、ニセコ連邦と主峰ニセコアンヌプリを中心とした1.000m級の山々に囲まれたニセコ町の管轄となり、ニセコの玄関口であるJRニセコ駅から岩内町までの道道66号線を指します。

驚くことに、この区間は信号や一時停止が全くなく連なって走るバスもなく乗用車の数も多くありません。是非絶景のドライブをお楽しみください

地図でいうとこんなかんじ

ニセコパノラマライン
先に言っておきます。この手作り感満載の地図でごめんなさい。笑 ニセコパノラマラインへ行く人に、なんとなく眺めていただいて、なんとなくこれが噂のニセコパノラマラインかな?と思っていただければ幸いです。笑

・青矢印(画像左上) これは神仙沼になります
・赤矢印(画像右下) これはJRニセコ駅になります

ニセコ町について

ニセコパノラマライン
北海道のニセコは現在世界的なスキーリゾートとなりました。パウダースノーと言われる良質の雪を求め多くの観光客が集まります。冬のニセコは日本人がほとんどいなくなり、よくオーストラリアやスイスに例えられます。

それくらい外国人が多いのです。しかしながら、ニセコの楽しみは冬だけではないということをお忘れなく

これぞまさにフォトジェニック

ニセコパノラマライン
これであなたもインスタグラムの達人です。カーブを曲がるたびに美しい景色が現れます。とにかく終始絶景。ダケカンバの林の先に日本海が広がる共和町側と、羊蹄山やニセコ連峰を望む蘭越側の両方を楽しめるので、ここを走るだけで価値があります。

さらには朝晩の寒暖差のある時期に訪れると、雲海が広がっていることもあります。
そういえば雲海で思い出しましたが、近所のおっちゃんとのワンシーンです。

おっちゃん:雲海あしたは見れるかね?
私:それはおっちゃんの運次第だよ
おっちゃん:運かい
私:爆笑。おっちゃん、これがまさに親父ギャグっていうやつだね
おっちゃん:あんたは相変わらず面白いね

こんなくだらない会話をつい、思い出してしまいました。笑

純粋に走ることだけを楽しむ

ニセコパノラマライン
北海道の道路は幅が広くて運転しやすいとよく言われます。どこまでも真っすぐ続く路のイメージをする方も多いかと思います。富良野の「ジェットコースターの路」や斜里町の「天へと続く一本道」は有名でまさに北海道らしい道路です。

しかし、ニセコパノラマラインは違いますのでご注意を。ヘアピンのように曲がりくねった路が続きます。また、残念ながら絶景道路の途中車を停める場所がなく一車線ずつの単線道路ですのでバイクや自転車でなければ写真を撮るためのストップは難しいです。ここは走ること自体を純粋に楽しんでください

ニセコパノラマラインの道中で立ち寄ってほしいところ

ニセコパノラマライン
ニセコパノラマラインはドライブを楽しみながら絶景を楽しむことが一番の醍醐味です。しかしながら、もし時間があれば周囲の観光地や美味しいレストランやカフェ、ゆったりと旅の疲れを癒せる日帰り温泉施設などに立ち寄ることもお勧めです

神仙沼

神仙沼はニセコに多くある沼の中で最も神秘的で美しいと言われており、訪れる時期によって異なった表情を見せてくれます。特に新緑の時期に見られる緑と水のコントラスト、清々しくほっとする光景はまさに神の領域です。秋の紅葉の絶景も素晴らしく多くの観光客が訪れます

神仙沼ネイチャーセンター

地元のネイチャーセンターに行くと、子供から高齢者の方でも気軽に楽しめるネイチャーガイド同行の散策プランもあります。高山植物を観察しながらの散策は想い出深いものになるはずです。さらにニセコのアウトドアを楽しみたい方は、尻別川カヌーツーリングと神仙沼ネイチャーツアーを組み合わせたアウトドアパックもあるので、何日ニセコに滞在できるかでプランを決めると良いです

大湯沼

大湯沼はニセコ湯元温泉郷の源泉のことを言います。ここはパノラマライン沿いの蘭越町チセヌプリ山麓に位置しています。大湯沼の底からは毎分1,000Lの温泉が湧き出ているというから驚きですね。周囲に遊歩道も整備されており、湯煙がもくもくの沼を一周歩いて散策することもできます。途中、湯さわり階段と呼ばれる階段があり、降りていくと足湯がありますが、挑戦したい方はしっかりと心の準備を。その時間帯によって温度が違い温度の高いときに当たるとびっくりするくらい熱いです。ここにある、ニセコ雪秩父温泉がおすすめです。

コーヒーカンパニー

ドライブに疲れたら、森の中のカフェで休憩するというのも贅沢な過ごし方です。
羊蹄山の湧き水で作られた絶品ベーグルが有名な「SEEDベーグルコーヒーカンパニー」はニセコ町、有馬の森の中に佇むカフェで素朴な木造の外観も素敵です。もちもちのベーグルは程よい大きさでほんのり甘い味が特徴です。たまに札幌市内で販売されるのですがいつも行列ができなかなか手に入れることができません。トライするなら是非ニセコのお店をお勧めします。

ティールームケンブリッジ






ニセコパノラマラインをひたすら走り続け共和町まで行くと「ティールームケンブリッジ」という美しい花々や木々に囲まれたカフェもあります。ここは、まるで絵画の世界から抜け出したかのような佇まいです。カフェの中では、敷地内のチーズ工場で作られたフレッシュチーズを使用した絶品スイーツと、20種類以上もの本格派の紅茶を楽しむことができます。そしてドライブに疲れたら日帰り温泉で汗を流すのもお勧めですよ

いこいの湯宿いろは

自然やカフェもいいけど、ニセコと言ったらやっぱり温泉もはずせません。中でも「いこいの湯宿いろは」は美しい緑に囲まれた露天風呂が自慢のお宿で日帰り入浴も可能となっています。露天風呂は岩風呂でスペースも広く周囲が木々に囲まれているため、入浴しながら同時に森林浴も楽しめます。リラクゼーション効果は100%を超えます

バーベキューも楽しめる

さらには、ここの温泉はバーベキューハウスと隣接しており温泉でリラックスした後はニセコの大自然に囲まれバーベキューを楽しむこともできるのです。新鮮な野菜やカルビ、ジンギスカンなどのお肉、魚介類も種類豊富に用意されています。バイキングスタイルなので、ぜひお腹をすかせて訪れてください。

パノラマラインの冬季閉鎖と訪れるべき時期について






ニセコパノラマラインは、冬季閉鎖となります。厳密には共和町老古美ゲートから蘭越町湯の里ゲートまでが通行止めとなり、毎年10月下旬から4月下旬が通行止め期間となります。それゆえ、パノラマドライブを楽しめるは春から秋までとなります。ここでポイントは閉鎖となる正確な日がいつになるかわからないということです。これもまたもや、アナタの運次第。笑

ニセコの冬は厳しく降雪も多いため、道路に雪がかかり危険と判断されると閉鎖となります。この日がその季節によって違うため、お出かけの際は余裕を持って10月中旬までの観光をお勧めします

いつがニセコパノラマラインのベストシーズンなのか

ニセコパノラマライン
あーだ、こーだ、考えていると、結局ニセコパノラマラインのベストシーズンはいつなのか?という議論になります。春は白い残雪と目に鮮やかな新緑、そして彩豊かな春紅葉のコラボレーションが素晴らしい時期です。風雪に耐えた木々の力強い姿も必見です。

夏は緑あふれるニセコを堪能できますし鮮明な緑色と羊蹄山の青色のコントラストが美しく羊蹄山を綺麗に撮りたい方にはお勧めです。そして心なしか観光客の方が秋に集中するため、混雑する前の静けさ、解放感を満喫できます。

秋は紅葉がとにかく素晴らしい。北海道でも有数の紅葉スポットとなっています。紅葉のピークはおおよそ10月上旬から中旬ですが、ベストのタイミングを見計らい遅めに行くと道路が閉鎖となってしまう可能性があるため、ここは日々天気をチェックしながら行く日をじっくり検討する必要があります

ニセコパノラマラインのまとめ

いずれにしてもニセコパノラマラインには、訪れる時期により違った魅力があり日本海や羊蹄山、ニセコアンヌプリ連峰などを眺めながら走り抜けるのは爽快そのものです。是非、皆様もドライブをお楽しみください